不動産ご購入の流れ
不動産ご購入の流れ
Step:1 計画を立てる
土地や分譲住宅・マンション等、購入の検討を始める時には、必ず何らかのきっかけがあるのではないでしょうか?
●お子様の小中学校への入学・進学に合わせて
●アパートの契約の更新までに
●ご主人の転勤の時期に合わせて などなど
多くの方は、この様なタイミングに合わせて不動産購入の検討を始められます。
しかし、ただ漠然と物件を探すと言っても何から手をつけて良いか分からない。
そんな方は、いつまでに(時期)、どこで(場所)、いくらで(予算)物件を探すのか、ご家族の希望や条件などを明確にされると良いでしょう。
ご家族で話し合い意見を出し合い、希望や条件などの整理しましょう。
ご家族の希望や条件が整理できましたら、次のステップです。
Step:2 ご購入の相談・資金計画を立てる
まずはご来店もしくはご自宅にお伺いさせて頂いて、ご家族のご希望や条件を教えて頂きます。
いきなり不動産屋さんへ行くのはちょっと・・・。と思われる方は、インターネットサイトや電話等で物件情報などを問い合わせしてみては如何でしょう。
Point! インターネットサイトや電話を通じての資料請求やお問い合わせへの対応で、その会社の本質が垣間見えるかもしれません。
●購入の流れ
●お探しの地域
●ご予算
●購入の際に必要な諸費用のご説明 などなど
以上の内容から資金計画を立てます。
「一生に何度もない」大きな買い物をする訳ですから、この「資金計画」は大変重要なものとなります。
頭金がいくら必要で、いくら借り入れが必要なのか? 月々の返済をいくらに抑えたいのか。など借入金額や自己資金、購入に必要な費用をしっかりと把握し、資金計画を立てる必要があります。
この際、お客様のご年収、家族構成等いろいろな状況から判断し、資金計画をご提案させて頂きます。
Step:3 物件のご紹介・案内
お伺いさせて頂いたご希望や資金計画に沿う物件をご紹介、お探しさせて頂きます。
その中で、気になる物件がございましたら必ず現地を確認します。
見なくても、良く知ってる場所だから大丈夫!と現地を見ずに話を進めることはオススメしません。
後々トラブルの元になる可能性があります。
現地を見られる際には、以下の点に注意しましょう。
●敷地の形状、日当たりの確認 (土地の場合)
●周辺環境の確認
小学校や郵便局、スーパー等の生活施設の状況。嫌悪施設はないか。
●間取りや居室の広さの確認 (建物の場合)
●内外装、設備機器の状態の確認 (建物の場合)
Step:4 購入の申込
実際に物件を見て頂いて、ご納得頂けましたら購入の申込みです。
地主様もしくは不動産業者へ購入の意思表示を書面でして頂きます。
これを一般的に「買付証明書」と呼んでおります。
買付証明書へは以下の内容を記入します。
●買主様のご住所、そ氏名
●買付物件の内容と買付金額
●その他の特約事項、条件
これらの内容を記入し、売主様、売主様側の仲介業者へ提出します。
提出した「買付証明書」の内容で売主様がご了解されましたら、次はいよいよご契約となります。
Step:5 不動産の売買契約
不動産の売買契約を行うにあたり、場所や日時等のセッティングは私共仲介業者が行います。
場所は、それぞれの不動産仲介業者の事務所で行うケースがほとんどです。
☆契約の際に必要なもの☆
●ご印鑑 (実印が望ましい)
●本人確認の出来るもの (運転免許証、パスポート等)
●収入印紙 (契約書に貼付する為/郵便局等で購入可)
☆当日の流れ☆
重要事項説明書の説明 ⇒ 契約書の説明 ⇒ 各書類の署名捺印 ⇒ 契約手付金の授受
※重要事項説明書とは
土地や建物の説明書です。
購入される土地や建物がどのような建物で、どのような状況にあるか、住宅を建築・再建築する場合の規制等が詳しく記入してあります。
※不動産売買契約書とは
購入される物件の所在地や面積、金員の授受の時期や方法、契約を解除した場合や契約違反をした場合にどうするのかなどの約束事が書かれています。
Step:6 融資、各種手続き
契約から受渡しの間に、融資手続きや農地転用の手続き等を行います。
☆融資手続き☆ (注:借入を行う方のみ)
借入れを行う金融機関において、融資手続き(借入のお申し込み)を行います。
Point! 各種金融機関により、金利や保証料、必要費用等が変わりますので金融機関選びは重要なポイントになります。
これらの金融機関との契約を「金消契約(金銭消費貸借契約)」と言います。
☆各種申請手続き☆
農地の場合、農地転用申請や開発許可申請等の諸手続きが必要になります。
これらの許可が下りなければ住宅の建築が出来ない為、物件の受渡しが出来ません。
これらの申請において必要な書類は以下の通りです。(代表的なもののみ)
●住民票
●戸籍謄本
●戸籍の附票 など
これら融資手続き、各種申請の許可が下り次第、物件の受け渡しとなります。
Step:7 物件のお受渡し(ご決済)
物件のお受渡しは多くの場合、司法書士立会いの下で平日に行われます。
お受渡し当日は土地売買代金残金の決済、所有権の移転登記に必要な書類の記入などを行います。
受渡しを平日に行う理由は、
●残金の決済と所有権移転を同日にする為です。
土日祝日は登記手続きを行う法務局がお休みの為、土日祝日に決済をしますと、残金の清算日と所有権の移転日が異なる日に事になってしまいます。
●金融機関を使用するため。
多くの買主様は金融機関で借入れしてお支払いをされます。
自己資金でお支払いされる方でも多額の現金を持ち歩くのは心配です。このため、金融機関からのお振込みで残金のお支払いをされるためです。
☆お受渡しの当日に必要なもの☆
●ご実印
●銀行印(借入れされる方のみ)
●住民票
●印鑑証明書(借入れされる方のみ)
●本人確認の出来るもの(例:運転免許証、パスポート等)
☆お受け渡しの際に必要な金員☆
●売買代金の残金
●所有権の移転登記費用(司法書士様へお支払い)
●各種手続き費用
●固定資産税の精算費用
新築分譲住宅・マンション、中古住宅・マンション等の場合、鍵の授受も受渡しの際に行います。
この際に、設備等の使い方のご説明、取扱説明書のお渡しなども行います。
お受渡しから1週間から2週間程で、登記事項識別情報(昔で言う、権利証)がお手元に届きます。
とても大事なものですので、大切に保管して下さい。
以上が、大まかな不動産購入の流れとなります。
ご不明な点・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。